吉川英梨の小説をもとにした本作でムロが演じたのは、埼玉県警捜査一課の警部補(bǔ)?奈良健市。ある豪雨の日、ひまわりの咲く田んぼ道で小學(xué)5年生の少女?石岡葵が傘1本だけを殘して姿を消した。奈良が現(xiàn)場(chǎng)へ急行すると葵の父?征則の姿が。妻と離婚調(diào)停中である征則は葵たちと別居していたが、知らせを受けて飛んできたという。葵の失蹤は誘拐か、事故か、両親の不仲を理由にした家出か。捜査が難航する中、奈良も妹?真由子のことで苦悩していた。真由子は暴漢に襲われて以來心を閉ざしており、奈良はその事件を機(jī)に刑事を志したのだ。妹を守れなかった後悔を胸に、なんとしても葵を探し出したい奈良と、娘の無事を願(yuàn)い続ける家族。情報(bào)が錯(cuò)綜する中、奈良は執(zhí)念の捜査で真相に迫っていく。